国運の衰退
女王と奴隷
脳が完全な注意分割を維持できるようになれば、性的な非対称性は消滅するでしょう。完全な性的制御の喪失は、反対側では完全な性的支配を意味し、今日では両方とも法律で禁止されています。法律は常に、強姦の中に意志の核を、そして意志の中に強姦の核を見出すことに反対してきました
著者:新しい男性
プライドと偏見。自画像 - ブルーノ・シュルツ[ポーランドの作家] (出典)
ご存知の通り、支配するよりも支配される方が楽しいものです。だからこそ、性的な力を持つ女性が支配される側になるのです。弱さを見せる男性、さらには弱くなりたいという欲望を示す男性は、すぐに魅力を失います。弱い側は快感に集中し、強い側は相手を喜ばせることに集中するため、その快感は大幅に少なくなります。脳には限界があるのです。つまり、結局のところ、性的不平等は脳の並列的な集中力の限界に起因しており、脳が完全な注意分割を維持できるようになれば、性的な非対称性は消滅するでしょう。

完全な性的制御の喪失は、反対側では完全な性的支配を意味し、今日では両方とも法律で禁止されています。法律は常に、強姦の中に意志の核を要求し、意志の中の強姦の核に反対してきました。行為が神経学的に、内側から判断される日が近づいています。これはカント的な意図の倫理[訳注:カントの道徳哲学における意図の重視]の頂点となるでしょう。異なる脳の状態が犯罪状態となり、他の脳の状態が刑事責任能力の欠如となるでしょう。意図したかしなかったかという問題はなくなり、意図の割合を刑罰の割合に正確に対応させることが可能になります。

内的体験から生じる議論は終わり、内的体験は外的体験となるでしょう。そうすれば、私は女性になることができ、あなたは男性になることができます。つまり、私は男性の体を持つレズビアン、女性を愛する女性となり、あなたは女性の体を持つ男性、そして男性を愛するゲイ男性となり、異性愛的なカップルはレズビアンとゲイの結婚となるでしょう。
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