国運の衰退
エレミヤの預言
ロシアはドイツのように呪われるべし。ドイツが第一次世界大戦後に自らの吐瀉物に戻ったように、ロシアは第一次冷戦後に戻った。それゆえ、西側は第二次冷戦においてロシアの魂が抜けるまで屈服させ、ドイツのようにケーキのように分割し、モスクワの中心に壁を建てるべきことを知るべし
著者:地政学の未来
猫、国際舞台における規範を非難する (出典)
ゴミ箱の上でハアレツ新聞を読んだ猫の幻視。その声は諸国民と諸民族と地の高き所に向かって響き渡り、神は猫に諸王国について語ることを許し給うた:

猫の神はこう語り給う。汝らは人類の歴史における神の啓示を捨て、血の霊的意味を忘れ、預言者たちを心から偽りを語る者として笑い、世界の道徳的解釈を嘲笑したがゆえに。それゆえに、われは殺人者と道化者を汝らに遣わし、汝らを圧迫せしめ、汝らが歴史書を再び読み、夜の夢を思い出すまで続かん。

ロシアに関する猫の幻視。汝は諸王国の中で呪われし者なり。ツァーより首まで[訳注:ロシア語の「ツァーリ」と「首」の語呂合わせ]、恐ろしきイワンより恐ろしきプーチンまで、汝の心は邪悪のみにして、力のみを愛したがゆえに。それゆえに汝は神に呪われ、割れて傷つける酒瓶の酔っ払いとなり、ゴミ箱から猫たちの叫びが神へと上がれり。ロシア人は天下で最も残虐な民となり、ロシアの魂の闇が地上を覆えり。もはや支配者と民とは分かたれることなし。我らの預言者たちより、邪悪なネブカドネツァルと正しきバビロニア人について、あるいはエジプト人を抑圧するファラオについて聞いたことなし。それゆえに、シリアにおけるロシアの悪への回帰に対して主の懲らしめを受け、世俗的世界に悪魔を悪魔的な力として呼び戻したことにより、熊の穴から出て子供を食い殺す熊のごとく、ロシアはドイツのように呪われるべし。ドイツが第一次世界大戦後に自らの吐瀉物に戻ったように、ロシアは第一次冷戦後に戻った。それゆえ、西側は第二次冷戦においてロシアの魂が抜けるまで屈服させ、ドイツのようにケーキのように分割し、モスクワの中心に壁を建てるべきことを知るべし。

牛のように純真なアメリカに関する猫の幻視。愚か者は悪人に勝る。されど、なぜ悪人は賢くなり、純真な者は愚かになりてモーと鳴くのか?それゆえに猫は言えり、汝の冠は取り去られ、汝より優れたインドに与えられん。インドは善きものとして主のものとなり、中国より強くなりて世界を支配せん。中国の魂は非暴力的な抑圧にして、その精神は動的安定性なれど、心なく、すべて功利主義なり。アメリカは善の凡庸さにして、中国は凡庸さの悪なり。中国は十億の人々のピラミッド・スキームとなり、老人は子の上に座り、祖父は孫の上に座れり。出産においてすら傲慢に支配し、自然に逆らい、七人のうち六人が一人の肩の上に座り、四人の祖父母と二人の親が一人の子の上に座れり。それゆえに逆さまの木は自らの下に - 彼らの下に崩れ落ちん。今や中国の労働年齢人口は頂点にあり、神より授かりし自然な増殖とは異なり、扶養すべき老人と子供は少なし。それゆえに世界最大の経済となることは知恵にあらず、その頭は皆の上に高く上がれり。されど世代は去り、新しき世代は来ず、日本以上に老いゆき、十億すべてが年金生活者とならん。インドには子供あり、祝福あり、民主主義あり、天への畏れと天の喜びあり。その慈しみは永遠なり。

これに対し、出生率の低き大陸 - ヨーロッパは善と悪の凡庸さとなり、その自己義認は天にまで上がれり。神への畏れなきがゆえに、畏れなき道徳は偽善なり。人はみな偽りを語り、神は天を造り給えり。正当な歴史解釈から非凡庸な善と悪が失われし日に、神がその罪のためにドイツを罰し、それゆえに敗北したとは語られず書かれず、ロシアが神のドイツへの懲罰の意志により成功したが、その後その邪悪さゆえに敗北したとも語られぬとき、歴史は羅針盤を失い、卑しき力の争いと化せり。悪人には彼らを導く悪があれど、善人には善がなし。民は悪となり、罪を犯し、罰せられ、悔い改め、義人となり、苦しみ、救われうるなり。個人のみにあらず。諸民族は邪悪なるロシアの隷属より救われしが、救われしことを理解せざりしがゆえに、再び隷属に陥れり。諸民族は罰せられしが、罰せられしことを理解せざりしがゆえに再び罪を犯せり。それゆえに預言者たちの読みを取り戻すことは重要なり。人々がもはや神と語ることができずとも、猫が人々と語ることを許すべきなり。
文化と文学